リベンジ学園
「オレたちのマイページにメールが送られているって言ってるぜ」



「リベンジゲームに関するメールらしいな。

いったい何が書いてあるんだろう?」



悟と純一は言葉を交わした後に胸の高さで右手の人差し指を左から右へとスライドさせてマイページを開いていた。



そして自分のマイページに送られてきたばかりのメールがあることを確認すると、そのメールを警戒しながら、そのメールのマークをタップした。



『【リベンジゲームの説明】

リベンジゲームには三つのクリア条件があるが、そのどれもが達成することが困難なように設計されている。

・学園の外へは簡単に出られない仕組みがある。

・学園内で朝まで隠れるのは困難な事情がある。

・紗栄子を殺すのが不可能と思える理由がある。

ヒントその1

学園に二つだけある校門を開けるには、校内に隠されたスイッチを押さなくてはならない。

正解のスイッチは十分ごとに場所が切り替わる。

メールに添付されている西条学園中学のマップを今すぐダウンロードせよ』



そのメールの最後には西条学園中学のマップのダウンロードボタンがついていた。



悟と純一はそれに気づき、早速マップのダウンロードを始めていた。
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