Sugar Love 番外編③
そんな柚葉を見て聡美は一瞬驚いた顔になったが支度を済ませるとロッカーをバタンと大きな音をたてて出て行った。




「大丈夫ですか?」



久美子は柚葉に近づいた。



久美子が声をかけた時には柚葉は目を開けてロッカーからは手を離していた。



「大丈夫です ありがとうございます」



まだ顔色に血の気は戻っていないように見えたが久美子は自分のロッカーに戻った。



柚葉は中央に置かれているベンチに腰をかけた。


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