Sugar Love 番外編③
「いや・・・柚葉の好きにしていいよ 実家へ行ってもレベッカがいるから落ち着かないだろう」



琉聖は思い直した。



「琉聖さん気をつけて行って来てね」



今週はすれ違いばかりの生活だったから話をするのも久しぶりな気がする。



「ああ 体調が悪いと感じたらすぐに玲子の所へ行くんだよ?」



「・・・はい」



体の事は話したくない。



柚葉は琉聖の身体をギュッと抱きしめた。



「もう寝よう?」



ギュッと抱きしめてから柚葉は立ち上がって琉聖の手を引っ張った。



「おおせのままに 奥様」



琉聖はふわりと柚葉を抱き上げて寝室へ向かった。



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