Sugar Love 番外編③
「おはよう ゆず」


琉聖は立ち上がると柚葉に近づいた。



「お、おはよう 琉聖さん どうしてイスなんかに座っていたの?」



金色の瞳にじっと見つめられて落ち着かない気分になった。



朝から真剣な顔をした琉聖に柚葉は戸惑う。



「具合が悪いんだろう?」



「そんなことないよ?」



そう言い張る柚葉だが顔色は紙のように白い。



「玲子の所へ行こう」



琉聖の言葉に柚葉はかぶりを振る。



その途端にめまいに襲われる。



「ゆず!?」



「大丈夫・・・・」



琉聖に手を取られてベッドに座らされた。



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