Sugar Love 番外編③
下唇を噛んで総務部の自分の席に戻って行った。



それから1時間ほど経つと聡美が入って来た。



見ているだけで何もしない。



「なぜ、働くの?」



突然聞かれて柚葉が書類から顔を上げてポカンとした表情になった。



「はい?」



「だ・か・ら なぜ働くのよ?お金持ちの旦那様がいてお金には苦労しないじゃない?」



聡美には柚葉が働く理由がわからなかった。




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