Sugar Love 番外編③
中へ入るとベッドの傍に玲子がいた。



「ゆずはどうなんだ?」



点滴を受けて柚葉は眠っていた。



「今検査に出しているわ 血圧も脈も安定しているから大した事は無いと思うけど。倒れた時に腕を机にぶつけてあざになっているわ」



琉聖が柚葉の髪をゆっくり撫でた。



「仕事を許したんだ だが・・・体に負担がかかったようだ・・・明日検査を受ける約束をしていた矢先に・・・」



何が何でも止めていれば良かった。



すぐに病院へ連れて来れば良かった・・・。



「そんなに心配しないで 柚葉さんは大丈夫よ」



だと良いが・・・。



< 85 / 108 >

この作品をシェア

pagetop