きっと貴方は………好きになる
だから。

マコちゃんと響にも

『もう諦める。』って伝えたの。

付き合いの長い二人には

無理して嘘ついたことなんて………バレバレだったけど。

それでもやっぱり『諦めた!』って………思ってもらわないと。

そうしないと祥兄ちゃんに迷惑をかけるから。

…………和花が勝手に恋したのに。

大人のお兄ちゃんが………白い目で見られちゃう。

周りには

お兄ちゃんと和花が親戚だって事を……ナイショにした。

お兄ちゃんは

『嫌だ!
和花が心配だから、俺が兄だって伝えて牽制する!』って言ったけど。

『和花がどんなに頑張ったって……
お兄ちゃんに贔屓されたって言われるから嫌!』と言うと。

傷ついた顔をして………

『今までにもそんな事があった?』と心配しながら

納得してくれたの。

お兄ちゃんを……

好きな人を傷つけるのは、苦しかったけど。

それがお兄ちゃんを守る事なんだもんね。

結局……。

お兄ちゃんや響、マコちゃんや………自分自身をも騙してたのに………。

夏生一人。

『和花、一人で頑張らなくて良いよ。
話しくらいいつでも聞くから
好きな気持ちを大切にね!
ただし………私はアイツは好きじゃないけど!』って言って

ニッコリ笑ってくれたの。

私の恋を理解して、肯定して………

応援してくれた。

『大丈夫。』

その一言で救われて、涙が溢れたんだ。

どうして夏生には分かったのか不思議だけど………。

諦めたくてもやっぱり大好きで…………。

いっぱいだったから………甘えることにしたの。
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