私立秀麗華美学園
更新速度、酷かったですね!!!!! 7章(フロランタン)以降は前に戻って書き直したりすることもなく、コツコツ進めてきたつもりなのですが、ここ数年は1年で3〜4章の速度だったんじゃないですかね。最後の章は別格として、泣き寝入りの章と幸の章は特に酷かったような気がします。幸のキャラの固まらなさはすごかった。
逆に扱いやすかったのは進でした。自分でもびっくりです。キャラが動くってこういうことなんだなって。初期の設定からは考えられないような活躍を見せてくれました。おかげで終盤になって相手役のキャラクターを登場させるはめになったんですが。でも気に入ってます。

そう。そういう作家さんもいるんだろうとは思いますが、私の場合、自分のキャラ達への愛が、半端じゃなかったです。書き終わった今もなんですけど。確実に必要のない設定はごまんとありますし、本編に出てきもしないエピソードも大量にあります……。


例えば、最初の花鳥風月4人でのお出かけではゆうかはヒールを履いてるんですが、薔薇園での告白を経て、春の学園祭ではフラットな靴を履いてます。その後も描写はないながら気持ち的には身長を気にする和人に気を使って、あんまり高い靴は履きません。クリスマスにも和人は特にハラハラしたりしてません。背が伸びたこともあるけど。
だけどバレンタインデートでは、ヒールの靴を履きました。なぜかというとその日の目的のひとつが、一番綺麗な状態の自分を和人の記憶に残しておくこと、だったから。和人と並んでどうこうではなく、自分の脚が一番綺麗に見える靴を選びました。レストランまでコートを脱がなかったのも、選びに選んだ自分に似合う服装を印象付けるため。一応、甲斐はあったことになっています。


……みたいな細かい設定が、しぬほどあるんです(笑) わかってたけど書いてみるとやっぱり、説明するもんじゃないですね(笑) 文章で伝えなきゃだめなのに。ちょっとだけ甘えてみました。


そしてエピソード。本編に書き出しすぎてしまったなと思うのは稔と真理子の話です。あとは和哉と那美と零の話。そして即興でしたが進と愛の話。細かいとこまで設定してしまうのは理屈っぽいからですかねぇ。
それから本編のその後の話。メインの4人の進学先とか、大学の学部とか、結婚するのかどうか、するとしたら年齢、子供の名前…………続編を書くつもりは今のところないです。なのに、なんでそこまで、と考えるとやっぱり、キャラ達が好きすぎるんです……子離れできない親の気分。
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