戦国に散った華
「ここならばまだ火も来ないでしょう。

窮屈かもしれませぬが、御辛抱下され」





「結構です、治長。礼を申します」






城の裏手である兵糧小屋がある山里丸に、私達は避難してきていた。


















太閤が年月をかけて大事に大事に貯めていた兵糧は、もうこれっぽっちも残ってはいない。

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