君の嘘に花束を

初恋



ピピッピピッ



「………んー」



ピピッピピッ



「……んあーうるっさい」



カチッ




朝、眠い目をこすりながら携帯のアラームを止める。



「ふっああー」



大きなあくびをして私はベッドから降りた。


チラリと壁にかかっているカレンダーを見る。



7月20日。

今日は終業式だ。

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