花印†blood



『私、刹那様が居なくちゃ…こんなに…』



薄々、感づいている気持ち。


だけどその気持ちに踏み込む勇気がない。




でも、私は儚い華。

ヴァンパイアの贄のようなもの。


誰かに護ってもらわないと……生きていけない。




こんな運命なんて、望んでいなかった。





でも…そのおかげで刹那様に出会えたんだ。


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