花印†blood



自分のせいかもしれないという恐れから身体が奮える。




《ダメよ?》


何?


《――見た……ら》


頭の中で声が響いてる。



―ズキッ


『うっ…痛』




急に頭が割れる程の激痛が走り、私の意識はそこで途切れた。


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