好きになった人は学年1の人気者でした

授業が終わり帰ろうとした時、涼くんから
「宮本さんバイバイ!あ!俺らの曲聴いてね!」
とニコニコしながら言われ涼くんは教室を出て行った。

チャ、チャラい、、、。
でもこんな地味な私にも平等に接してくれるってすっごく優しいなぁ。

「ちょっとちょっと唯奈ー!なーに涼くんと仲良くなってんの!」
香織が走ってきた。

「仲良くなったというか席隣でちょっと話しただけだよ!」

「まーぁ、唯奈には雅人くんがいるから涼くんにはときめかないか(笑)」
と言われて
「うんうん、私には雅人がいるからね〜」
と返した。

「あ、そういえば今日は雅人くんとデート?」
と聞かれ
「んーん、最近雅人忙しいらしくて」
と適当に返したけど本当は違う。

雅人、最近浮気してそうなんだよなぁ。
この前家デートした時も雅人のクラスの、杏奈(あんな)ちゃんとラインをずっとしているのを知っている。

杏奈ちゃんは私より何倍も可愛い。
そろそろ捨てられるかな~
でももう暴力も振るわれたくないし、いっそこのまま別れてほしいな...

「ん?唯奈暗い顔してどうしたの?」
香織に言われて急いで顔を上げた。

「ううん!なんでもないよ!雅人に会えなくて寂しいなって思ってさ!」
香織に嘘をついていて心が痛くなる。

駅に着いた。
香織とは逆方面なのでここでバイバイだ。
「また明日!唯奈だーいすきだよ!」
香織は本当に言うことまでも可愛いなぁ。
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