好きになった人は学年1の人気者でした


「まさかあの涼くんと隣になるとはねー!唯奈は運があるんだかないんだか(笑)」
お昼休み、香織が笑いながら言ってきた。

笑い事じゃないよ、、、

私は注目を浴びるのが本当に苦手なのに涼くんが隣の席になったせいですごく見られる。

まぁみんなの視界には涼くんしか見えてないんだろうけどね。

「この前涼くんの隣だった女の子は陰ですごく文句言われてたよね、、」
涼くんの隣にあんな奴が座るなんて許せない、だの、私の方が涼くんの隣に座るべきだ、だの、、、。

「あ~、あったね、席替えの後はいつも女子バチバチしてるよね。でも安心して。
今回唯奈が隣になったけど唯奈がなんか言われたら私が許さないから!任せて!
あとね、唯奈は学年で一番かわいいって私いつも言ってるでしょ?
だから文句言う女の子もいないと思うよ?」

香織が頼もしい。
でも私が学年で一番かわいいなんて嘘だ。
「ありがとね、でも私全然かわいくないから。いつも学年で一番って言ってくれるけどお世辞ってわかってるんだからね!」

香織はほっぺを膨らませて「むぅ、、ほんとにほんとに唯奈はかわいいんだから!
雅人がいなかったら毎日告白されるくらいかわいいんだから、、」
とブツブツ言っている。

うん、香織が間違いなく一番かわいい。
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