お見合い夫婦の結婚事情~カタブツ副社長に独占欲全開で所望されています~
「え…?」
思わず真帆は声を漏らしてしまう。
彼に理解してもらうための解説書なのだからそう言われておかしいことなどなにもないはずなのに。
蓮は再び視線を資料に落としてぺらぺらとめくった。
「よくできている。ここの…この辺りの改正点はいつも新旧がごっちゃになって参ってたんだが、表にまとめると分かりやすいな。…これをそのまま会議で使うことにするよ。一条から法務課に話を通させるから君は明日誤字脱字のチェックをしたあと法務課と打ち合わせしてくれ」
そう言って蓮はもう一度真帆を見た。
真帆は自分の耳が信じられなかった。初めて自分の仕事を蓮に認めてもらえたのだ。
嬉しかった。
あまりにも嬉しくてなんだか泣きそうになってしまった。
こんなことくらいで大袈裟なと自分でも思うけれど。
他の社員だったら当たり前のことなのだけれど、それでも今ここで自分がした仕事を蓮が認めてくれたことで、初めて自分は藤堂不動産の本当の社員になれた気がした。
思わず真帆は声を漏らしてしまう。
彼に理解してもらうための解説書なのだからそう言われておかしいことなどなにもないはずなのに。
蓮は再び視線を資料に落としてぺらぺらとめくった。
「よくできている。ここの…この辺りの改正点はいつも新旧がごっちゃになって参ってたんだが、表にまとめると分かりやすいな。…これをそのまま会議で使うことにするよ。一条から法務課に話を通させるから君は明日誤字脱字のチェックをしたあと法務課と打ち合わせしてくれ」
そう言って蓮はもう一度真帆を見た。
真帆は自分の耳が信じられなかった。初めて自分の仕事を蓮に認めてもらえたのだ。
嬉しかった。
あまりにも嬉しくてなんだか泣きそうになってしまった。
こんなことくらいで大袈裟なと自分でも思うけれど。
他の社員だったら当たり前のことなのだけれど、それでも今ここで自分がした仕事を蓮が認めてくれたことで、初めて自分は藤堂不動産の本当の社員になれた気がした。