あの日の約束を
待って…条件が私⁇


「驚くよな…私も驚いたんだ」


「私…もしかして売られちゃったんですか⁇」


「向こうの人が愛梨を欲しいと…」


「私が欲しいって⁇」


「いや…もし愛梨が嫌ならいいんだ…
私も愛梨を手放したくないから…」


社長が泣いている


どうしたら…


「もし私が行かなかったら⁇
まさか援助もないって事ですか⁇」


社長は静かにうなづいた


「援助がないって事は…」


「3月いっぱいで閉鎖する
今この会社を売れば借金が返せて、従業員
に十分なお金を渡せる」


「そんな…」


私ここを離れたくない…


でもこの会社が無くなるのは、もっと


悲しい…みんなの事が大好きだから…


私は決心をした


「社長!私行きます…この会社が無くなる方
が悲しいから…」


「愛梨…すまない…」


「社長泣かないで下さい…私は大丈夫です」





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