Please eat me.~チョコレートは私~
私を座らせたまま、八杉課長は帰りの支度をしていく。
終わって、私を半ば抱き抱えるように立たせた。
「今夜は寝かせないからな。
……〝Please eat me〟なんだろ」
「……!」
彼の指に摘ままれたメッセージカードを見て、顔がぼふっ!と火を噴く。
だってそこには、確かにそう書かれていたから。
うん、我ながらバカすぎると思う。
でもそれくらい、自信がなかったのだ。
それにあんなに適当に包装紙を剥いでしまっていたから、気づいていないと思っていたのに。
「存分に隅から隅まで味わい尽くす」
ニヤリ、と八杉課長が右頬を歪めて笑う。
宣言どおり、明け方まで寝かせてもらえなかった私が彼からプロポーズを受ける、一ヶ月前の話。
【終】
終わって、私を半ば抱き抱えるように立たせた。
「今夜は寝かせないからな。
……〝Please eat me〟なんだろ」
「……!」
彼の指に摘ままれたメッセージカードを見て、顔がぼふっ!と火を噴く。
だってそこには、確かにそう書かれていたから。
うん、我ながらバカすぎると思う。
でもそれくらい、自信がなかったのだ。
それにあんなに適当に包装紙を剥いでしまっていたから、気づいていないと思っていたのに。
「存分に隅から隅まで味わい尽くす」
ニヤリ、と八杉課長が右頬を歪めて笑う。
宣言どおり、明け方まで寝かせてもらえなかった私が彼からプロポーズを受ける、一ヶ月前の話。
【終】


