Please eat me.~チョコレートは私~
昼間は仕事をしている部屋の中に、甘い吐息が響いていく。
彼の首に腕を回し、私も八杉課長を求めた。

「……」

するりと頬を撫でた八杉課長の顔がまた、近づいてくる。

「……チョコじゃなくて、奏衣を食いたい」

そして――。

「あっ、はっ、かな、……えっ!」

「ああっ、ああーっ!」

八杉課長が苦しげに私の名を呼んで、達する。
同時に私の意識も弾けた。

「大丈夫か」

手早く後始末し、手近な椅子に八杉課長は私を座らせてくれた。

「平気、です」

ちゅっと口付けを落とされた額は、こんな時期だというのにうっすらと汗を掻いていた。

「それで、だ。
……これじゃ奏衣を食い足りないから、さっさと帰るぞ」

「えっ、あっ」
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