田舎娘が大国の皇女様に!?ー皇女の暮らしは毎日刺激的ですー



私はその後2人を自室に招き、エヴァンとジョシュアを婚約者候補にしたことを話した。
双子は当然ながら驚いていて、その上困惑したような表情をしていた。




「…ということはどちらかが将来俺の義兄さんに…!?想像できないっ…」


アレクシスはただただ混乱している様子だ。

そうだよね…

幼なじみが自分の姉と結婚するなんて想像できないよね。




一方アレックスは対照的にただ冷静に何やら考え込んでいるようだった。




「アレックス…?」

「…ああすみません。少し考え事をしていて…」

「どうしたの?」


私がこんなことを言うもんだから何か気にさわるようなことがあるのだろうか。



「いえ、大したことではないので…。では俺はこれから公務があるのでお先に失礼します」

「そ、そう…。頑張ってね」



何だか少し元気がなさそうに見えたけど…。

アレックスも何か悩み事でもあるのかな。


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