恐怖症、克服しますっ!
私の気持ちを知っている白鳥さんに言われると、余計に顔が熱くなる。
「図星なのね。まぁ、他の狼さんに食べられないよう、頑張って」
と、私たちの横を通り過ぎていく白鳥さん。
白鳥さんの背中に向かって。
「今日、楽しもうね!」
もう、何度言った言葉か。
「明日も、でしょ?」
「うん!」
「……まぁ。ダンス見に行くから。頑張って」
その言葉は、葵と千夏にも届いていて。
3人でありがとう、と言って、更衣室をあとにした。