恐怖症、克服しますっ!
私が一条くんにぶつかってしまったことを手紙で謝ろうとしたこと。
その手紙を靴箱に入れようとするところを目撃され、まさかの「俺のこと、好きなの?」と聞かれたことを、2人には全て話した。
「一条ってさ」
と、千夏が口を開く。
うん……、と頷いて千夏の言葉を聞く。
「ナルシストなんだね」
意外、と言いながら、千夏は私のお弁当箱に入っていた卵焼きをパクッと食べる。
あ、その卵焼き私の……。
じゃなくて。