腕の中の静けさは・・・
少し眠そうだったシオンを抱き上げてゲストルームに戻ると後ろからブツブツ言いながらユソンが着いてきた(笑)




「あ!・・・・・」

って大きな声をあげたのに慌てて口を押さえるユソンに、うんってうなずく。






静かに私の横に座るユソン。


チュパチュパしてるシオンのほっぺをツンツンしてる。



「ねぇーシオンかわいそうじゃん。静かに飲ませてあげてよ。笑」

「いいんすよ。気にしてないってマジ飲みのときはカンケイないって顔してるすもん」



「そっかなぁ???」

ジーっとシオンを見つめる。




チュパ・・・・

チュパ。




「たしかに(笑)」
「ね(笑)だいじょーぶぅ」


ぶぅって言った口がそのままシオンと一緒の動きになって思わず笑ってしまった(笑)



「同じだユソン。笑」



「寝るかな?ねる?そのまま寝ちゃうパターン?」


「ん、たぶん。だって眠そうだったしね(笑)」

「え、そうなの?さっき?」

「うん」



「そっか・・・・・」




ってシオンを見つめたユソン。


















少しすると目を閉じたまま口の動きが止まったシオン。

天音もなんか眠そうで思わず大きな声を出したオレ。



「あ!!」って。




ピクって目を開けた天音が「ん?どうしたの?」って。





「寝た。シオナ(笑)」


「寝たね。。アハ。。かわいい。この瞬間がたまらないよ(笑)かわいすぎシオナ~」




って・・・・・・
とろけそうな顔して言う天音の方がたまらないっすよ???




っていうかなんでそのまま?

早く離そうよ?



いつまでもそのままってどうなの?

寝たんすよね?



眠ってしまったシオンを見つめながらやっぱりニコニコ幸せそうにしてる天音。




「ねーーー」

「ん?」



「寒くないんすか?」

「あ、シオンね。そうかも。寒いかな」



「そーじゃないっすよ。自分すよ」

「え?」


「・・・・・だしっぱなし、、だし。。。」


「・・・・・ぇ、、、ヤダぁ、、ユソン////」

って言いながらテレる天音を見つめる。ふふ笑。






片手でシオンを支えながらあたふたしてるからシオンを抱き上げた。


「ベッド行って来る」

「あ、、ごめんね。ありがとう」





「待ってて」


って言いながらゲストルームを後にした。












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