腕の中の静けさは・・・
今となっては笑い話のあの頃のオレ達・・・・・・






「ほんと色々あったよなぁ~笑」

天音の寝顔を見つめる。


色々あった2年前けど・・・


今夜、天使が舞い降りてオレと天音はアッパ(パパ)オンマ(ママ)になった。


オレ本当に幸せっすよ。

あの頃、天音に恋をして何度も失恋したけど・・・(笑)



あきらめるなんて言葉は全くなくて、天音にしたら迷惑なときもあったんだろうけど・・・

オレを信じてついて来てくれた。



そしてこうやってオレをアッパにしてくれた。

シオンね。天音にそっくりなんすよ。

男の子なのにあんなに可愛くてどうすんだ。(笑)。。。





「はぁ~早く3人で家に帰りたいぃぃぃ~~~あ!」


天音が目を開けた。





「ごめん。起した」

「うんん。眠れないの?」

「いや」

「そぉ・・・」




ん?寝た?

もしかして寝た?



「まったく(笑)本当にキミはよくボクを置いてきぼりにするんだね・・・ふふ(笑)」








あのあとも結局、天音はオレを置いて出張に出かけて行った(笑)




『じゃぁ、いってきます。ゴハンちゃんと食べてね』っていつもみたいに出かけていった。



(笑)・・・











< 49 / 308 >

この作品をシェア

pagetop