腕の中の静けさは・・・
『ぎゃ~~~~~~~~~~~~~!!!!!!』

とんでもない奇声で目を覚まし慌てて声のする方に向かう。


パウダールームの鏡を前のめりになって見つめる愛しい人・・・のはず・・・





『うっそ・・・・・・・』思わず声が出た。


まるで試合後のボクサーだ。




また泣きそうな顔してるから

『だから言ったじゃん』





抱きしめて、ゆっくりキスをして『おはよう』って言う。


『ん、おはよう』って今度は天音がキスをくれた。




にしても凄いな。






『おいで』

手を引きながらソファーに座らせる。




とにかく冷やす。

時間はまだ余裕だし・・・











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