満月の夜異世界へと繋がりました
第4章
あれから時が過ぎ14日後やはり王子は鏡に現れた、時間帯はこの前と同じように夜である


やっぱり満月が鍵となっているってことがこれで証明された
でも何故家の鏡何だろ
鏡なんてどこの家にでもあるのに…


異世界であるリルモンド帝国と繋がる意味がそもそもわからない
あたしには何か特別な魔法が使える訳でもないし平凡な女子高生


王子の国に伝わる女神なんてあたしのような女があるわけないし!
第一、平和と富をもたらすような力があたしにある訳がない

「女神とかって…笑える」

あたしは王子がさっきまで映っていた鏡を見ながらそう呟いた
平凡で穏やかに暮らせればそれでいい、あたしはそれでいい


自分に言い聞かせるように心の中に想いをしまい込んだ



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