満月の夜異世界へと繋がりました
「美結!大丈夫?!気分はどう?」

「あ、大丈夫です!心配掛けちゃったみたいですいません」


「いいのよ~あたしもまだ魔力に対して無防備なあなたに緊急事態とは言え頼ってしまったあたしが一番悪いんだから!主任にも迷惑掛けちゃって申し訳無いです」


「そうですね~美結さんに頼ってしまったのは不味かったかもしれませんがとりあえずあの男は無事だったから今回は特別に良しとしましょう!今後は気を付けるように!」


マイクさんがそう言うとマーシーさんは恐縮しきりでただひたすら誤っていた。あの後男の人がどうなったかと思ってたけど無事だったみたいで良かったよ~それから少し落ち着いた後、馬車に乗り込みあたし達が泊まる宿までマイクさんに送って貰った。馬車の揺れが心地よくいつの間にか眠ってしまった為ふたりが道中ずっとあたしのことについてはなしていたことなど気付きもせずに夢の中へと旅立っていた

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