愛され女子の激甘コレクション
神影様は、ひやりとした掌で、私の頬を撫でる。酔っぱらったみたいに頬が熱いから、気持ちいい。
「頬が赤いな。楓。まるでこの山々のようだ」
紅葉の名所と言われるこの場所のように、私も色づく。
この人の手で……。
ふっと妖艶な笑みを見せる神影様。
やっぱりお犬様だから……?
ちらりと見えた牙すらも、愛しい。
「お慕いしております。神影様」
思わず口に出てしまうと、笑顔が満開になった。
「当然だ。お前は永遠に、余の妻だ……」
5度目のキスは甘くて……この日私は、人間を卒業した。
「頬が赤いな。楓。まるでこの山々のようだ」
紅葉の名所と言われるこの場所のように、私も色づく。
この人の手で……。
ふっと妖艶な笑みを見せる神影様。
やっぱりお犬様だから……?
ちらりと見えた牙すらも、愛しい。
「お慕いしております。神影様」
思わず口に出てしまうと、笑顔が満開になった。
「当然だ。お前は永遠に、余の妻だ……」
5度目のキスは甘くて……この日私は、人間を卒業した。