愛され女子の激甘コレクション
「理子っ、好きだっ!!」

「調子乗らないの」

冷たく押しのけてくる理子だけど、目は面白そうに三日月になっている。

時間がかかっても、長いおあずけを食らっても、俺は理子だけを見ていられる気がする。

「来年のバレンタインは俺だけにチョコ作ってもらうからな」
宣言して俺は肉厚な唇を吸った。
絶対俺に惚れさせてみせるからな。

見てろよ、理子。
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