愛され女子の激甘コレクション
「俺のこと好きだってことは解ってんだよ。イタズラ心であんなこと、するわけないだろ。シーツ血塗れにしやがって……初めてなのに乱暴だったな。痛かっただろ?……今日は、優しくしてやるから」

喋りながらでも手を休めることはなくて、まくりあげられたTシャツが頭から抜かれる。
下着の中に冷たい指が侵入してきた。

「あっ、お兄ちゃんっ……私たち、兄妹なんだよ……」
一番言いたくなかった言葉。

でも軽い気持ちでこんなことするわけにはいかない。
あれは一度きりの嘘。兄妹に戻らなきゃ。

動きが止まって、溢れ出した涙はお兄ちゃんに食べられた。

「俺はもう覚悟を決めたから、お前も決めろ」
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