愛され女子の激甘コレクション
朝から何度もスマホをタップしてはため息をつく。
1月も終わりに近づいた今日は、新一君の推薦入試の発表がある。
授業中だというのも忘れてやきもきしていたら、やっと画面にメールの到着が知らされた。
『受かったよ』という文字と明るいスタンプに、胸をなで下ろして速攻で『おめでとう』と返事をする。
しばらく間を置いて『今日、会いたい。部活、休めない?』という文字が視界に入った。
わがままなんてほとんど言わない新一君が、こんなこと言うなんて珍しい。
何か早く言いたい事でもあるのかな?
内容も気になるし、私だって早く会いたいけど……新一くんならきっとわかってくれるよね。
部活を休むなんて、無理だし……。
かなり悩んだ末、画面に触れる。
『部活終わったらすぐ会いに行くね』
1月も終わりに近づいた今日は、新一君の推薦入試の発表がある。
授業中だというのも忘れてやきもきしていたら、やっと画面にメールの到着が知らされた。
『受かったよ』という文字と明るいスタンプに、胸をなで下ろして速攻で『おめでとう』と返事をする。
しばらく間を置いて『今日、会いたい。部活、休めない?』という文字が視界に入った。
わがままなんてほとんど言わない新一君が、こんなこと言うなんて珍しい。
何か早く言いたい事でもあるのかな?
内容も気になるし、私だって早く会いたいけど……新一くんならきっとわかってくれるよね。
部活を休むなんて、無理だし……。
かなり悩んだ末、画面に触れる。
『部活終わったらすぐ会いに行くね』