愛され女子の激甘コレクション
「んっ……」
軽いキスから唇をこじ開けて、生暖かい舌が侵入する。

器用に後ろ手で玄関の鍵を閉めて、舌を絡めたまま私を抱き上げる。

抵抗することを思い出した時には、もう背中にはベッドがあった。

「だめっ……だよ」
小さく呟いたけれど、「何で?」って首を傾げられる。

好奇心丸出しの瞳は、「翼プロポーズしたんだって? おめでとう」と口にしながら胸をまさぐってきた。
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