薔薇の花に魅せられて・・・(GL)
永遠に・・・
『美桜子・・・』


――――大好きな声が聞こえる。

私を呼んでいるのは、誰?


『美桜子・・・起きて・・・』


ああ、この声知っている。

私の大好きな・・・大好きな、あの人の声。

その声に導かれるように、私は目を覚ます。


「ん―――・・・」

「あ、起きた。おはよ、美桜子」

目を擦りながら、目を開けると、思った通り大好きな人が私を覗き込んでいる。
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