私の彼は魔王様
『わぁっ!』

あれ?落ちない?いつもはベッドから落ちるのに?


『あれ?』

腰に何か重みが?


見るとあたしの横に憎っくき黒瀬皇が!しかも腰に、腕がしっかりとまきついて!

『やだっ!何で皇がいるのよ?皇!ちょっと!』

パニック状態のあたしは皇をゆさゆさゆすぶった。しかしなかなか起きない。
< 17 / 181 >

この作品をシェア

pagetop