私の彼は魔王様
『きれいなめ』

あたしが言うとその男の子はにっこり笑った。

『僕もひとりなの。遊ぼうよ?』


それからどれ程時間が流れただろう。楽しい時間は一つの悲鳴によって破られた。


『皇子!!このような者と一緒にいてはなりません!!貴様皇子に何をする!』


誰?あたし何も悪い事してない。

『止めて!』




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