君の想い、受け止めるよ
俺は目を見開いて、雪乃を見た。
「…雪乃?」
「…横田さん。さっき言ってた買い物今から買ってきますね」
雪乃は横田さんにそう言ってから、近くにあった自分のジャンバーを手にしていた。
「あ、ありがとう」
横田さんは不思議に思いながらも、雪乃に返事をしていた。
「待ってよ」
その光景を見て、俺は声を発した。俺の言葉が聞こえてないのか、雪乃は扉を開けて、外に出ていた。
「あなた達知り合いなの?」
「…はい。事情があり、言えませんが」
「お互い大人だから何も言わないけど、あの子、色々抱えてるから」