君の想い、受け止めるよ

俺は目を見開いて、雪乃を見た。

「…雪乃?」

「…横田さん。さっき言ってた買い物今から買ってきますね」

雪乃は横田さんにそう言ってから、近くにあった自分のジャンバーを手にしていた。

「あ、ありがとう」

横田さんは不思議に思いながらも、雪乃に返事をしていた。

「待ってよ」

その光景を見て、俺は声を発した。俺の言葉が聞こえてないのか、雪乃は扉を開けて、外に出ていた。

「あなた達知り合いなの?」

「…はい。事情があり、言えませんが」

「お互い大人だから何も言わないけど、あの子、色々抱えてるから」

< 12 / 23 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop