君の想い、受け止めるよ
よってけスーパーに俺は着いた。
自動ドアが開いて、中にいるであろう雪乃を探した。

食材、雑貨を回りながら、次にお菓子コーナーに行くと、雪乃はいた。

雪乃はカゴを持ち、何かを探していた。

「雪乃」

「…久しぶり。悠君」

「何して」

「…買い物」

「…なんであの時いなくなったんだよ」

俺が聞きたいのは、高3の冬、なんで俺に言わないで消えたのか。

「…ゴメン」

 御目当てのお菓子を見つけたのか、それを持ってカゴに入れていた。

「なんで」

雪乃は俺の方を見てくれない。俺の問いにお菓子を手に持ち、黙っていた。

「…今から言うこと信じられる?」

「信じるよ、雪乃が言うことなら」

俺がそう言うと、雪乃はやっと俺を見て口を開けて声を発した。
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