君の想い、受け止めるよ
2ヶ月後
俺は平穏な日々を過ごしていた。
そんな時だった。
「悠!」
玄関のドアを健斗は勢いよく開けて、俺の部屋に入ってきた。
「どうした?」
俺はビールを片手に持ち、テレビを見ていた。
「あの女見つけた」
健斗は急いで走ってきたのか、髪が乱れていた。健斗が言った言葉が俺に突き刺さる。
「…雪乃?」
「そう。近所の人に聞いてたら知ってる人いて、名前は雪乃らしい」
「…どこにいるんだ」
「真っ直ぐいて、右手にパン屋があるでしょ。そこにいるみたいだよ。それで…」
健斗は、俺に雪乃がいる場所を話してくれたが、健斗の話を途中までしか聞かなかった。
「…まあ、いいか。会ったら、分かるかもしれないしね」