キミだけはずっと傍にいて。

あっ…つい本音が……


本人にドキドキさせたいって言っちゃうとか…わたしは何をやってるんだっ…//




『……天然。鈍感。無自覚。無防備。』


なっ…!

す、すごい言われようなんだけどっ。


「わたし、天然でも鈍感でもないもんっ。それに無自覚も無防備も違う、それを言うなら、無自覚なのは冬舞くんだよっ!」


そうだ、冬舞くんの方こそ絶対自分の容姿とかを自覚してないっ。


すぐドキドキさせるようなこと言うし、冬舞くんのちょっとした仕草は、なぜだが人を惹きつける。


なんというか…なんか色っぽい?


それに、少し低くて透き通るような声もすごく心地よくて、ドキドキする。


『……あー…もう心配。ほんと、ゆうなのことになると心配が絶えない。』
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