世界No.1の総長と一輪の花 ホワイトデー特別編



サングラスをした男は逃げるのが遅れたみたいですぐに追いつき、首根っこを掴んで捕獲。
金髪野郎は…こいつを見捨てて、後ろを振り返らずに一目散に逃げて行った。




…まぁ、こいつだけでもいい。








「…てめぇら、まさか、俺の女に手ぇ出してねぇよな?」



今は1分1秒でも時間が惜しい。
首根っこを掴んだまま、最初から殺気全開で言えば震え出す男。



数秒経っても、ただ震えているだけで口を開かない。
そんな時間はいらねぇ。俺は一刻も早く今どこに花莉がいるのかを知りたい。無事かどうか…。




苛立ちが募るばかりで思わず舌打ちをすれば




「ひ、1人でいたんで…つ、捕まえようとしたら逃げられました…!!!」





震える声で答えた男。


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