世界No.1の総長と一輪の花 ホワイトデー特別編
ここにいて、と祈りながら走ってきたが辺りを見渡しても花莉の姿はない。
ドクドクと早く動く心臓。
余計焦る。
……落ち着け。
花莉は俺を探しに行っただけかもしれねぇだろ。誘拐されたことが決まったわけじゃねぇ。近くにいる可能性は高い。
すぐ近くにあるのは本屋。
とりあえずそこから探そうと思って、足を進めた時。
一人の金髪男と目が合った。
その男は、サングラスをした黒髪の男と2人で話していたみたいだが、俺と目が合った瞬間──……
走って逃げていく。
…まさか、まじで花莉は………
嫌な考えが頭をよぎて。
急いで男たちの後を追う。