奇跡の様に産まれた私
放課後

教室に二人だけになって

「世那くん
ごめんなさい 私…やっぱり付き合えない」

「結婚してるからだろう⁇」

「えっ!どうして⁇」

「小雪の旦那さんから聞いた」

「えっ!彼と会ったの⁇」

「うん…実は病院にお見舞いに行ったんだ
ナースステーションで病室を聞いていたら
声かけられたんだ
別の部屋に連れて行かれて
小雪とどう言う関係かって聞かれて
僕はどうして聞かれないといけないか
って反論したんだ
そしたら小雪はお前の手に負えないと
言われた
小雪は俺じゃないとダメなんだと
それから病気の事結婚している事を聞いた
僕はこの人に勝てないと思ったよ
小雪の事本当に愛してるってわかったから」

「愛してる⁇宗さんが⁇私の事を⁇
そんな事ないよ
親に勧められて結婚したんだもん
まあ政略結婚だから」

「僕は違うと思う
政略結婚だったとしても…
あの人は…小雪の事を本気で愛してる
小雪も本当はあの人の事を…」

「私は…そんな…」

「だって今僕に付き合えないって…
自分の気持ちに気づいたから…だろ⁇
だから僕に話をしようとしたんだろ⁇」

「……」

「それが答えだよ
素直になれよ
あの人は小雪の事を幸せにしてくれる」

「世那くん…」

「遅くなると心配するぞ
あの人嫉妬深そうだから」

って笑ってたけど目に光るものが…

「ありがとう」

「あいつらにも言えよ!」

「うん」


私世那くんを好きになってよかった



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