奇跡の様に産まれた私
直生が産まれて1年

すでに私の身体は起こす事すら出来なかった

今日は一時退院を許可された

それは直生の1歳の誕生日

両家がマンションに集まりお祝いをした

私はこの日身体を起こす事が出来た

直生が奇跡を与えてくれた

直生は最近

「パパ、ママ」

と呼べるようになってきた

可愛い…ずっとこの子の成長を見たい

直生が寝てソファで宗と二人

宗は私を抱きしめて

「疲れたんじゃないか⁇」

「うん…少し…
でも…こんな幸せな…時間が過ごせて
凄く幸せ…」

「俺も幸せ…」

宗が泣いてる

「宗…泣かないで…私が…望んだ事…
だから…後悔はないよ…
でも…宗と…直生を残して…先に
逝く事を…許して下さい」

「何を言ってるんだ!そんな事言うな!
小雪…俺の方こそ結婚してくれてありがとう
直生を産んでくれてありがとう」

「宗…私こそ…こんな私と結婚して…
くれて…ありがとう…
なんだか…安心したら…眠くなってきた…」

「小雪!」




< 81 / 98 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop