俺様天然男子
やっぱり、理音くんはカッコいいんだなぁ。



「おはよ、由乃」

「おはよー、紗雪ー」

「すごいね、理音の席。超うるさいの」

「あははっ、めっちゃ困った顔してる」

「まぁ、気分はいいよね。理音のことキモいって連発してた愛花のイライラした顔見るとさ」



本当だ…。



不機嫌オーラ、すごい出てる…。



「じゃ、助けに行ってあげますか」

「そうだね」



理音くんの机に近づけば、怯えた子犬のようになってる理音くんと目が合って。



一瞬にしてふにゃっと笑う。



周りから『きゅん』って音が聞こえる気がするよ…。



「おはよう、雛森」

「お、おはよ、理音くん…」

「ねぇ、今日どこ行く?お昼、俺作る?今日ね、母さんいないんだって」




『天道があんなに喋ってる…』とか『なんだ、あの幸せそうな顔は‼︎』とか。



すっごい勢いで注目浴びてる…。



「理音くん、ご飯…作れるの…?」

「うん。母さんの手伝い、よくしてたから。って…雛森って、制服でも可愛いね」



ぎゃぁぁぁぁ‼︎



今の状況で必殺誉め殺しはやめてくださいぃぃぃぃ‼︎



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