俺様天然男子
熱い。



熱が冷めない。



「ヤバイなぁ…。このまま帰ったら…」

「早く帰って寝てぇよ、俺…」

「よかったよ、タカ。あの控えめ無表情プレーが受けてるしね」

「動けねぇんだっつーの…」



ヘトヘトのタカと、車に乗った瞬間に寝ようとしているスバル。



嵐生はご機嫌で音楽を聴き、俺は由乃にメッセージ。



『今から帰るよ』

『駅までのバス、乗れなかったから、新幹線間に合わないかも…』



えっ、マジで?



このまま迎えに行った方がいい?



でも、みんなに迷惑かける…?



『お店のスタッフの齋藤くんに会って、車で乗せてってもらえることになったんだけど…いいかな?』



なななな、なんだって⁉︎



齋藤くんって誰⁉︎



ってか、なんなの、その新キャラ‼︎



しかもフェスに来てたわけ⁉︎



「そんなの許せないっ‼︎吉沢さんっ‼︎戻れる⁉︎」

「忘れ物か?」

「由乃…彼女が齋藤くんの車に乗ってしまう‼︎」

「…………高速乗ってっからムリ。齋藤くんに送ってもらえ」

「由乃が浮気したらどーすんのぉ‼︎」

「嵐生の女も一緒なんだろ?知り合いなら大丈夫なんじゃねぇの。疲れたからこのまま帰るぞ」



そんな…酷いよっ‼︎



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