同じ空の下~想い描いた2人の夢~
「あら、おはよう。学校行くの?練習はお休みでしょう?」とお母さんに言われた。

私は首をかしげる。

「樹、試合で毎日学校行ってたから忘れてるかも知れないけど、今は夏休みよ?楽しみなさい」とお母さんに言われた。

そうだった。今は夏休みなんだった。甲子園に気を取られてすっかり忘れていた。

けど、準備しちゃってた。私は悩みながらも、

「忘れてたわ。けど、やらなきゃいけないこと山ほどあるし、宿題もしたいから行くわ」と私は行った。

「なら、今からお弁当作ってあげるから、ゆっくりしてなさい」とお母さんは怒ることもなく優しく言ってくれて、ありがとうと私は言った。

私は久しぶりに優雅な朝を過ごした。

お兄ちゃんが起きてきて、

「うん?樹学校行くのか?」と聞いてきた。

「うん。マネジャーとしてね。先輩ら、引退したから色々と準備とかメニューの提案とか、やりたいことも多くて〜ついでに宿題してくるよ」と私が言うと、

「流石だな〜」とお兄ちゃんは笑って食卓についた。

私はコーヒーを飲みながらゆっくり過ごした。

1時間ほどして、お母さんが、お弁当出来たよと言ってくれて、カバンに入れて、行ってきまーすと元気に家を出た。

門を出たところでお兄ちゃんが乗っていきな送ってくと言ってくれて、送ってもらうことになった。

お兄ちゃんとほんとに仲良い私はずっと喋っていた。

学校に着いた私はお兄ちゃんにお礼を言って職員室に向かった。

職員室のドアを開けると、

「おー、藤堂、おはよう」と先生が迎えてくれた。

「先生〜、図書室って今日空いてますかぁ?」と私が言うと、

「おー、開いてるぞ〜、柏木先生がいる」と教えてくれた。

「ありがと~じゃあ図書室行こうかな」と私が言うと、

「そうか?本読みに来たのか?」と先生

「違うよー。宿題しようと思って」と私

「なら、自習室使いなよ〜。今日利用者いるから開けてるぞ?」と先生に言われた。

「えっ?あ、そうなんだぁ。ちなみに何階ですかぁ?」と私が言うと、

「二階だよ〜。藤堂の大好きな人だぞ」と先生が言う

「春馬先輩なんですか?」と私が興奮気味に言うと、

「おう、行ってこいよ」と先生に言われて、

私は自習室に向かった。
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