同じ空の下~想い描いた2人の夢~
自習室に着いて、ドアを開けると、春馬先輩が私を見た。
「えっ?樹?!なんでいるの?」と春馬先輩。
「おはようございます。宿題しに来たんです。先生から、今日は自習室、春馬先輩が使ってるって聞いて」と私が言うと、
春馬先輩は照れた。
私が宿題を始めると視線を感じた。
顔を上げると、春馬先輩と目があった。
目が合うとニッコリ笑ってくれる先輩。
私は宿題に目を向けて再開する。
しばらくして、終わった〜と私は伸びをした。
「お疲れ様、このあと暇?」と春馬先輩が聞いてくる。
「あー、先生のところ行ってから部室行こうかなと思ってまして」と私が言うと、
「そうか、なら、俺も付き合っていい?」と春馬先輩は言う。
「先輩、勉強はいいんですか?」と私が言うと、
「俺ら、付き合ってんだよな?俺はせっかく一緒にいれるんだからお前と一秒でも長く一緒に居たいんだけど、ダメか?」なんて言ってくる春馬先輩はズルい。
「わかりました。そうですよね」と私は言った。
先輩はよっしっ!とガッツポーズをした。
そして、先輩と二人で職員室に向かった。
夏休み中は、先生は交代で来ていて、人数も少ない。
今日はたまたま、私の大好きな顧問が来ている。
「春馬?なんだ、お前も終わったのか?」と言う先生。
「だって、樹来ちゃったんですよ?しかも二人きりで、そんなんで集中して勉強なんてできるわけないじゃないですか」と春馬先輩は言う。
「藤堂、愛されてんなー」と先生に言われて私は照れた。
「先生、ご飯食べました?」と私が言うと、
「いや、まだ。もう少ししたら、お昼買いに出ようかなって思ってた」と先生はいった。
「じゃあ、一緒に食べませんか?私のお弁当」と私が言った。
「いいのか?」と言う先生。
「えっ?ズルくね?俺もだめ?」と上目遣いしてくる春馬先輩。
「3人でですよぉ〜。ここで食べていい?」と私は言う。
そして鞄から2段の重箱を出した。
「重箱?!」と先生と春馬先輩が驚いたようにハモった。
「お母さんが先生や皆と食べてねって」と私は言いながら、割り箸を渡した。
「いただきま~す」と3人で声を揃えた私達はお弁当に手を付けた。
「うんまぁ〜」と言いながら頬張る先生と春馬先輩。
気づけば先生は涙を流していた。
「先生?なんで泣いてるんですか?」と私が言うと、
「えっ?泣いてる?涙出てた?」と先生
無意識だったらしい。
「無意識やったん?ヤバイわぁ」と春馬先輩
「なんかな、人の手料理食べんのが久しぶり過ぎてな、嬉しくて、マジでうまいし」と先生は言った。
先生はずっと教師になってから、近くの教員住宅で一人暮らししている。
「そっかぁ。なんか、それ寂しいなぁ」と私が言うと、
「悪かったな。独身で。お前らはいいな。相思相愛でよ。ちょっと羨ましいくらいだ」と先生は拗ねるように言う。
「なんすか、それ、先生僻んでます?」と春馬先輩
「そうだなぁ。少しひがんでるかもしれない」と先生は言う。
そんな二人を見て私は思わず笑ってしまった。
「何笑ってんだよ」と春馬先輩
「だってぇ、先生カワイイ」と私が言うと、
今度は春馬先輩がムスッとした。
「お母さんに言っとくね!先生が泣いて喜んで食べてくれたよって」と私が言うと、
「あのさ、、またこうしてたまには一緒に弁当食べたい」と先生は言ってきた。
春馬先輩は先生を睨みつけているが、あんまり気にしてないようだ。
「二人きりではヤメてください。俺、めっちゃ妬くんで」と春馬先輩はサラッと言った。
「まぁ、だよなぁ。無理なお願いだよなぁ」と先生は言った。
けど、私は家帰ってお母さんに聞いてみようと思った。
その後、私達は楽しく過ごして、部室に向かった。
備品の整理や整頓、管理など細かいことを終えて、私は帰り支度を始める。
そして春馬先輩と一緒に歩いた。
先輩の隣を歩けるだけで私は幸せだった。
「えっ?樹?!なんでいるの?」と春馬先輩。
「おはようございます。宿題しに来たんです。先生から、今日は自習室、春馬先輩が使ってるって聞いて」と私が言うと、
春馬先輩は照れた。
私が宿題を始めると視線を感じた。
顔を上げると、春馬先輩と目があった。
目が合うとニッコリ笑ってくれる先輩。
私は宿題に目を向けて再開する。
しばらくして、終わった〜と私は伸びをした。
「お疲れ様、このあと暇?」と春馬先輩が聞いてくる。
「あー、先生のところ行ってから部室行こうかなと思ってまして」と私が言うと、
「そうか、なら、俺も付き合っていい?」と春馬先輩は言う。
「先輩、勉強はいいんですか?」と私が言うと、
「俺ら、付き合ってんだよな?俺はせっかく一緒にいれるんだからお前と一秒でも長く一緒に居たいんだけど、ダメか?」なんて言ってくる春馬先輩はズルい。
「わかりました。そうですよね」と私は言った。
先輩はよっしっ!とガッツポーズをした。
そして、先輩と二人で職員室に向かった。
夏休み中は、先生は交代で来ていて、人数も少ない。
今日はたまたま、私の大好きな顧問が来ている。
「春馬?なんだ、お前も終わったのか?」と言う先生。
「だって、樹来ちゃったんですよ?しかも二人きりで、そんなんで集中して勉強なんてできるわけないじゃないですか」と春馬先輩は言う。
「藤堂、愛されてんなー」と先生に言われて私は照れた。
「先生、ご飯食べました?」と私が言うと、
「いや、まだ。もう少ししたら、お昼買いに出ようかなって思ってた」と先生はいった。
「じゃあ、一緒に食べませんか?私のお弁当」と私が言った。
「いいのか?」と言う先生。
「えっ?ズルくね?俺もだめ?」と上目遣いしてくる春馬先輩。
「3人でですよぉ〜。ここで食べていい?」と私は言う。
そして鞄から2段の重箱を出した。
「重箱?!」と先生と春馬先輩が驚いたようにハモった。
「お母さんが先生や皆と食べてねって」と私は言いながら、割り箸を渡した。
「いただきま~す」と3人で声を揃えた私達はお弁当に手を付けた。
「うんまぁ〜」と言いながら頬張る先生と春馬先輩。
気づけば先生は涙を流していた。
「先生?なんで泣いてるんですか?」と私が言うと、
「えっ?泣いてる?涙出てた?」と先生
無意識だったらしい。
「無意識やったん?ヤバイわぁ」と春馬先輩
「なんかな、人の手料理食べんのが久しぶり過ぎてな、嬉しくて、マジでうまいし」と先生は言った。
先生はずっと教師になってから、近くの教員住宅で一人暮らししている。
「そっかぁ。なんか、それ寂しいなぁ」と私が言うと、
「悪かったな。独身で。お前らはいいな。相思相愛でよ。ちょっと羨ましいくらいだ」と先生は拗ねるように言う。
「なんすか、それ、先生僻んでます?」と春馬先輩
「そうだなぁ。少しひがんでるかもしれない」と先生は言う。
そんな二人を見て私は思わず笑ってしまった。
「何笑ってんだよ」と春馬先輩
「だってぇ、先生カワイイ」と私が言うと、
今度は春馬先輩がムスッとした。
「お母さんに言っとくね!先生が泣いて喜んで食べてくれたよって」と私が言うと、
「あのさ、、またこうしてたまには一緒に弁当食べたい」と先生は言ってきた。
春馬先輩は先生を睨みつけているが、あんまり気にしてないようだ。
「二人きりではヤメてください。俺、めっちゃ妬くんで」と春馬先輩はサラッと言った。
「まぁ、だよなぁ。無理なお願いだよなぁ」と先生は言った。
けど、私は家帰ってお母さんに聞いてみようと思った。
その後、私達は楽しく過ごして、部室に向かった。
備品の整理や整頓、管理など細かいことを終えて、私は帰り支度を始める。
そして春馬先輩と一緒に歩いた。
先輩の隣を歩けるだけで私は幸せだった。