LastLOVE
健の家に寄って帰る。

「お邪魔しま〜す」
そう言いながらローファーをぬぐ。


あたさが毎日寄るからか、綺麗好きなのか、健の家はすっごく綺麗。

いつもどうりにココアを出してくれる。


「健、受験勉強しなくていいの??」
いっつも気になってた事を聞いた。
それだったらあたし邪魔じゃん??


「ん--…大丈夫。心配すんな」

いつもの笑顔を見せる健
少し疑問に思いながら、ココアを飲んだ。


今日の健はいつもより無口…

いつもなら、キスとかしてくるのに…



「ん??」

健があたしの視線に気付いたらしい。
「なんかあった??」

「何もね--よ」


それだけ言って、健はいつもみたいに、あたしを床に押し倒した。

健のキスが降ってくる。


今日のは特別に激しい…




健…

あたしを頼ってよ…






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