LastLOVE
ドアが開く音に反応して、ドアの方を向いた。


「あっ!!!ごめんなさい…」

若い女の人が立っていた。

「あぁ〜小坂さん。」


小坂さん??

あっ!!!さっきの電話の


小坂さんは、綺麗で、できる女って感じの人。
子供のあたしじゃ勝てないよ…

「あっ!!!電話ありがとうございます!!!」



「いいえ。彩夏ちゃん可愛いね。昴君いいわね。可愛い彼女」

「だろ??自慢の彼女だからな♪」


なんか恥ずかしいな…


「じゃあもう大丈夫よね。彼女さん来たから。じゃああたしは帰るわ。昴君、お大事にね」

それだけ言って、小坂さんは帰っていった。


「何??嫉妬してんの??」


いつの間にか、あたしの顔は熱くなってた。

「し…してないし…」

「あ〜顔赤い〜」

「赤くない!!!もうそんな事言うと帰るよ!!!」

「ごめんごめん。もうちょっとここにいろ。大分会ってなかったしな。超会いたかった。」


そう言って昴はまたあたしを強く抱きしめた。




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