LastLOVE
「健…冷たいよ…さっきまであんなに暖かかったじゃん…」



「彩夏ちゃん…」


「彩夏…」




お母さんがあたしをギュッと抱きしめた。



「お母さん…健…まだ死んでないよね…??ねぇおじさん??」



2人はあたしから顔を背け、涙を堪えてた。


「ねぇ…お願いだから…目開けてよ…」


「彩夏…健君はもういないのよ…」

「そんな事ないよ〜朝まで元気だったよ??」


「彩夏ちゃん…健はもう死んだんだ。辛いけど…健も頑張ったんだよ??」


おじさんが真剣な顔であたしにそう言った。





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