恋を知らない花~初恋~
14 おまけ・・・イチャイチャ
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一旦完結しましたが妄想が止まらず…ただただ何か起こるわけでもなくイチャイチャしている様子です。もし興味があればお付き合い下さい

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2人が付き合いはじめて2か月が経ったころようやく一緒にいることに慣れてきた。
お互い名前も下の名前で呼び合うようになった。

その日は土曜日だったから私は雄一さんの家にお泊まり。
平日はあまり会えないから土日はどちらかの家にお泊まりし、べったりと一緒に過ごしている。

今日は午前中に美術館のある駅で待ち合わせをし、美術館デートをした。
お昼は近くのカフェで軽くすまし、1月で雪がたまに舞う中、美術館の近くの自然公園を散策しながらのんびり過ごした。
お互いに繋いでいる方の手袋を外し、雄一さんのコートのポケットの中に一緒に入れて暖め合った。

「寒くないですか?」

「私は雄一さんにくっついていたら寒くないですよ。」

なんて本当にこれは自分なのだろうかと言うくらい雄一さんに夢中で、寒ささえ感じられないほどだ。

きっと雄一さんも同じ気持ちでいてくれてるという安心が出来るほどに真っ直ぐに私を見てくれて態度で示してくれる。
私は今までに感じたことのない幸福感でいっぱいだった。
雄一さんも同じように感じていてくれたらいいなぁ。

帰り道、一緒にスーパーに寄り鍋の食材を買うと雄一さんのマンションに一緒に帰った。

初めてこのキッチンに立ったときから雄一さんは必ず一緒に料理をする。
お揃いのエプロンも買った。初め、雄一さんは照れてなかなか着けてくれなかったけど今では当たり前のように着けてくれてる。
今時、高校生でさえペアの物を身に付けないかもしれない。
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